秋から冬にかけてだけ活動するアリがいる。

春から夏にかけて盛んに活動していた虫たちも、秋になると卵を産んで死んでいったり、 冬に向けて眠りにつく準備を始めたりします。 そんな中で、秋から初冬にかけてだけ地上に現われて活動するアリの仲間がいます。クロナガアリという種類で、雑食のアリが…

腕や足にタンコブができないのはなぜ?

子供の頃は、よくタンコブをこしらえたものです。目の上にできたときは青あざができ、それは見られたものではありません。 でもよく考えてみると、タンコブは腕や足にはできず、 頭に集中していたようです。 さて、そのわけは? まず、タンコブの中身から考え…

朝日と比べて夕日がまぶしくないのはなぜ?

気象状態が同じようであれば、朝日も夕日も太陽の明るさは同じはず。だから、これは目 の錯覚ということになります。 瞳は、周りの大きさに合わせて大きく開いたり小さくなったりしていますが、夜からの暗さに合っていた瞳に、朝日の光が急に飛び込んでくれ…

生まれ立ての赤ちゃんが赤いのはなぜ?

赤ん坊とか赤ちゃんとか、乳児を昔からこう呼びますが、うまくつけたものです。特に生まれ立ては真っ赤、まさに赤ちゃんです。因幡の白ウサギのように赤裸というくらいに赤いのです。 また機嫌のいいときは白くても、一度泣き出すと見る間に体中が赤くなるの…

コイに歯があるって本当?

エサをやるとよくわかりますが、コイの口はコイノボリそっくりにまん丸。歯などはどこにも見当たりません。飼い主によく慣れたコイが、人の指を口に入れて吸いついても痛くないのはそのためです。 ところが、コイはタニシやシジミが大好物で、これを与えると…