空が青いのはなぜ?

宇宙から見た地球は、まさに「水の惑星」という名にふさわしい美しい青色をしています。 暗い宇宙にあって、そこだけが生命の息づく場所という気さえしてきます。このように地球 が青く見えるのは、地球を取り巻く大気の粒子が太陽の光に反射するため。そして、空が青 く見えるのも、同じ理由によるものなのです。


太陽の光は白色光で、プリズムで見ると虹の色でおなじみのように、赤、橙、黄、緑、青、 藍、紫の七色に分かれます。 この中で、波長の長い、赤、橙、黄色などの光は大気を通るうちに吸収されてしまうことが多いのですが、波長の短い青や緑色の光は大気中の粒子にぶつかって散乱するため、人間 の目に届くことが多いというわけです。